梶原恭平

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キーンコーンカーンコーン 予鈴が鳴ったので、俺は林君をシカトしたまま席に着く事にした。 すると、教室のドアが開きパッと見40歳後半の老け顔の男の人が入ってきた。 おそらく、このクラスの担任であろう……。 すると、その担任であろう男は教卓の上に手を置き突然叫んだ。 「えー、皆さんオッハー!!」 …………………… ………また痛い新キャラ出てきたなー……。 「あれ~、おかしいわね~。声小さいわよ~ん。」 ………って、オカマかよ!! 「まぁ~、いいわ~。 では、皆さんには自己紹介してもらいま~す。ちなみに私のことはママって呼んでね~♪」 そう言ってママは、少し小指を甘噛みした。 正直殺意が沸いたが、俺は今それどころではなかった。
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