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半強制的プロポーズを受けてすぐに頼んでたメニューが運ばれて来て、取り敢えず一服する事にした。
何かびっくりし過ぎてお腹空いたし、実はここに来る前も朝ご飯食べてなかったから空腹感は絶頂だった。
目の前に頼んだサンドイッチとミルクティーが置かれて、ごくんってヨダレを飲み込んだ。
そんなあたしを見て武蔵は呆れ笑いを浮かべ「間抜けヅラすんな、馬鹿」って言いながら自分のコーヒーを手に取る。
だからあたしも「いただきます!」って手を合わせてサンドイッチを食べようとして――…
「っ……、熱っ」
「…ぷっ!武蔵だっさーい!」
――…コーヒーの熱さに反射的にカップから顔を離した武蔵が可笑しくて、片手にサンドイッチを持ったままテーブルを叩いて大爆笑してしまった。
「あぁ?」
「ごめっ!だって武蔵……あははっ!」
「何だよ」
「あははははっ!」
「てめえいい加減にしろよ」
「ははは、は……」
大爆笑してしまってから、身の危険を感じて寒気を感じた。
目の前にはタンッとカップを置いてあたしを睨む武蔵坊弁慶がいた。
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