Signs Of Rain

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オレはロストの顎を掴むと無理矢理口付け舌を入れて絡ませた。   「んッ!ん…ふぁ、ちょっナイ…ト、やめッ!」   制止の声なんて聞いてやらない。息さえ出来ない様に深く深く口付けた。クチュクチュと卑猥な音だけが部屋に響く。 苦しくなったのか、ロストはオレの背中をバシバシ叩く。名残惜しいが仕方なく唇を離した。ロストは乱れた息を整えようとする。頬は赤く色付いていた。呑みきれなかった唾液が顎を伝う。   「なん、で…?」 「何で…だって?人の気持ちも知らない癖に、無神経にも可愛い事ばっかり言いやがってッ!!」 「かわ…ッ!?」 「オレがどれだけ頑張って抑えたか分るか!?」   ロストが慌てて否定する。   「んなッ!俺はそんなつもりで言ったんじゃない!」 「あぁ、分ってるさ!アンタは鈍いからな。自分が言った事がどれだけオレを欲情させたか知らないだろう?」 「~~~知るかッ!」   ロストは瞳をうるわせ顔を真っ赤にさせながら怒鳴った。そんな顔でさえ可愛く見える。   「責任は取って貰うからな。」 「ふざけるなッ!」   飛んで来た拳を受け止め、再びソファへ押し倒した。  
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