アーサーside
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俺は下校中だった。 「…はぁ、もうすぐクリスマスか…」 キラキラしたイルミネーションが、街路樹や家などの建物を彩っている。 「…俺には、関係無いもんな、あんまり……」 自分に言い聞かせる。本当は今度の聖夜、共に過ごしたい想い人がいる。でも、その想いは永久に叶わない。そいつには、好きな人がいる……ってのは、ダチの受け売りだけど。 だから、もう遅いんだ。 本当はクリスマスに、告白しようと思っていた。
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