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今は、初夏で外を歩くと少し汗をかく位の時期。
こんな時期に転校生?
ちょっとばかり気になった俺は少しだけ顔を上げて教壇へと目を向けた
朝の眩しい日差しが窓から教壇に差し込み、その中央に立っている人物にスポットライトのように降り注いでいた…
スポットライトを受けてキラキラと輝く金色(コンジキ)の糸のような髪に深いブルーの瞳を持った一人の少女…フランス人形のような彼女は、どうやら転校生らしい
俺の視線に気づいたのか彼女の深い瞳がまっすぐ俺をとらえた
宗「ふぁぁ…」
しかし、特に興味の無い俺は、また机に突っ伏して夢の旅へ行く準備を完了させたのだが…
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