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廉「ふんふふーん♪」
鼻歌なんか歌いながら上機嫌で歩く廉に腕を引かれて歩くこと5分。
俺達は、特別塔の二階部分に到達した
俺としては、そろそろ腕を離して頂きたい…
そういや転校生…転校初日にトラブル的なもの見ちまってちょっと災難だな…
廉「いやぁ、まさか宗助が遊んでくれるとは思わなかったぜ♪」
満面の笑みを浮かべ振り返った廉。なんだか犬みたいで可愛いな…WW
宗「別に…どうせ暇だし?」
廉「そっかぁ、宗助頭いいから授業が解りすぎて退屈なんだな?(笑)」
宗「そういう訳じゃねぇけど…つうか何やって遊ぶんだ?」
廉「実は特に考えてない!(笑)」
宗「…馬鹿かお前は」
考えてないないのに遊ぼうだと?
廉「だって宗助は、駄目って言うと思ってたんだもん!」
宗「…………。」
「もん!」とか可愛く言ってるつもりだろうが可愛くねぇぞ廉…(呆)
廉「う゛っなんだよその目は!!かっ考えればいいんだろ?考えれば!!………う~ん、そうだ!二人でホテルでも行っちゃう?(笑)」
宗「…………シラ~ッ。」
廉「…………じょっ冗談だよ;やっぱり屋上でも行こうぜ;?」
こうして俺と廉は、屋上で時間を潰す事に決定した
俺達の後ろを小さな影がついて来ていたなんて、この時俺は、気づいていなかった…
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