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宗「ぅ~…ん…」
気持ち良さそうに顔が綻んだ宗助に廉の頬も緩んだ
廉「お前は、可愛いな…」
愛情を注ぐように優しく宗助の髪を撫でていた廉の手に宗助の分厚い眼鏡が当たると宗助が少し眉を潜めた
廉「わりぃ…っと起きてねぇな?眼鏡外すか。」
また当たると宗助が起きそうなので眼鏡を外す事にした廉は、手に汗を握っていた
廉「宗助って…どんな顔してんだろう…」
今まで宗助が家の外で眼鏡を外した事はないし、いつも顔が長い前髪で覆われている……変な話だが廉にとっては思い人の顔を見るのは初めてなのである
ゴクッ
廉が生唾を1つ飲み込み宗助の眼鏡を慎重に掴むと、スッと顔から引き離す…
廉「ッッ…!!!?////」
思い人の素顔を見た廉は、顔を真っ赤にし、口元を手で覆った…
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