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チュンチュン…
「…んっ」
小鳥の囀りが耳に入り、目を擦りながら目覚めた銀髪の青年
この物語の主人公、榊原宗助。現在、幸明高等学校に通う高校二年生である…
…………宗助side
「ハァ…目覚め悪…」
昔の夢を最近よく見る…
思い出したくも無い過去…
胸の中に渦巻いているモヤモヤを払うために朝日が差し込む窓を開けると、朝の涼しい風が俺の銀髪を優しくかきあげた…
「…腹へった」
ベット脇の棚に置いてある黒い瓶底眼鏡を着用し、グウ~ッと唸りをあげる腹を抱えながら部屋を出て、俺は一階へと続く階段を降りて行った
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