思い出

1/3
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ

思い出

海を見ながら、君の存在を確かめた。 ついでに、僕の存在も確かめた。 誰にも見えない僕の存在に気づいてくれたのは、君だけだった。 そんな大切な君の顔を、僕は思い出せない。 どんな風に笑い、どんな風に泣いたのか、今の僕には思い出せない。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!