第二章 昇格

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「まずは、シンガポールでの大勝利を祝して、乾杯!」 「「「乾杯!!」」」 兵士全員がグラスを掲げ乾杯をした。 「そして、この戦いで命を落とした者達に、全員敬礼!」 「「「「ザッ!!!」」」」 兵士全員、先の戦闘で命を落とした者達に、追悼の意を込めて敬礼をした。 そして、彼らは大騒ぎを始めた勿論、ジョニーや伊佐治も例外ではない。 「伊佐治中尉、越後伍長、ちょっと良いか?」 彼らは、康橋司令に呼ばれた。 「何でしょう、司令」 「実はな、本日付で、君の小隊に配属になる兵士がいる苫米砲久喜治だ」 苫米砲久喜治。伊佐治達の友人であだ名はトマホーク晴海。 「それと、君たちは一階級特進となる。階級章は明日届く事になる。励めよ。まずは今を楽しんでおけ」
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