第二章 昇格

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楽しかった大宴会が終わり、新たな任務が伝えられた。 「諸君らの部隊には、島中佐が行う会合の会場警備をしてもらう。アメリカの妨害も可能性がある。だからこそ、諸君らにこの任務を任命する。」 「了解しました。」 島中佐・・・、日本軍の資金運営局の隊長か・・・。一度見たことあるが、権力振り撒いていそうだから、そんなに好きじゃないな。 「島中佐か・・・。あの人規律に厳しい人らしいからな~」 「あれ?お前らも島中佐の会合会場の警備?」 目の前には大村がいた。 「お前らもって、お前らの部隊もか?」 伊佐治は大村に話を聞いた。どうやら、タイの寺院から剥がし取った金を日本に運ぶ手配をするための会合らしい。 「そうだ。お前米軍の銃使う?いっぱいあるんだけど」 「いらん」 こうして、米軍武装を持って警備になった
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