7.初イキ

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何とも言えない 全身の脱力感に包まれて心地いい。 『美樹さん、聞こえてる?話せそうかな?』 私は無言で首を振り、工藤さんの首に両手をまわし 引き寄せた。 とにかく抱き締めてほしかった。 初めていっちゃったようで、なんか少し敗北感もあり。 でも、30数年生きててやっとイケるなんて幸せかな。 しばらく抱き締めてもらい、その後は急にガツガツ腰をぶつけられて すぐに記憶がなくなっちゃった。
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