1章 バリエティタウン

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俺は最近、思う事がある。 よく、人は神様が創ったものであると言われてるという事。 俺達が生きてるこの星も、大陸も、森も、海も、山も、何もかも。 全ては神様が創造して下さった的な事を小さい頃に聞いた。 もし、それが本当ならば、神様に一つ質問があります。てか、めっちゃあります。すげぇあります。 だけど、自分自身がそんな大層な身分でもねぇから一つにします。 何故、神様はこの街をお造りになったのか。超聞きてぇ。 神様、もしそこにいたら口頭で答えて。すぐ答えて。全人類がおぅって顔になるような回答を簡潔に答えて。バカにでもわかる……………… バシッ‼‼‼‼‼‼‼ ????「……つっ…‼」 猛烈な痛みと共に、マイワールドから帰ってくる。俺の愛読書であるデザート大全集でぶん殴られる。 ????「おはよ、ジェイ」 ????→ジェイリー「……いってぇな」 ????「痛かった?」 ジェイリー「半端ない痛かった」 うっすら目をあけると、誰かが俺の顔をじーっと見ているのがわかった。 ジェイリー「……なんだユリか」 ????→ユリ「なんだユリか、じゃないんだけど。今何時だと?」 俺は、はっと目を覚ます。すると、いつものユリの呆れ顔が目に入ってきた。 ジェイリー「………やっちゃった?」 ユリ「やっちゃった」 俺は頭をガリガリ掻いた。またやっちまったよ。俺。 ジェイリー「まぁた遅刻かよ!!………あ、今日はちゃんと起きれる気がしたんだって。信じて、マジで。」 ユリ「………………」 ジェイリー「後でショートケーキ奢るから」 ユリ「ジェイ大好き💓大丈夫、あたしはいつでもジェイの味方だから❗」 ジェイリー「お前の言葉から愛情を感じないんだけど」 ジェイリー「てか、今からダッシュで行ってくるわ。まだ書類パンチで済むかもしんねぇ」 ユリ「あ、それならとっくに終わってるわよ」 ジェイリー「マジで?じゃあ俺、死ぬじゃん。絶対死んじゃうじゃん。今日こそあのおっさんに殺されちゃうって。書類パンチじゃ済まないって。書類で波動砲打ってくるって。助けてユリ」 ユリ「嫌よ。痛いの嫌い」 ジェイリー「テメェ」
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