17人が本棚に入れています
本棚に追加
―――喫茶店
僕が喫茶店に着いたときには、
もう彼女はそこにいた。
『なんかいつもと違う』
そう感じたけれど、
彼女を待たせてはいけない
という思いから、
僕は急いで彼女のもとへと向かった。
雄「ごめんね。
待った?」
「ううん。
私も今来たとこ。」
雄「…なんか飲む?」
「私は…別にいいよ。」
彼女の返事を聞いて僕は、
店員に紅茶を注文した。
しばらくの沈黙を破ったのは、
僕だった。
雄「…んで?
話って何?」
「あのね………。
急で悪いんだけど………。
別れて………くれない?」
最初のコメントを投稿しよう!