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柊は、戦闘不能になっていた。もう死体同然だな…ご愁傷様。っと、そんなことよりスキーの予定早く決めなきゃな。
「小鳩、柊はほっといて早く決めようよ」
「そうねー」
その時、僕は小鳩の背後から一つの人影が近づいてきているのに気づいた。
「遅れてすみませーん。えっと、どーもはじめましてなぎ…小里渚です」
渚は凄く恥ずかしそうにしながらも丁寧に挨拶をしてきた。
「えっと、この度はスキーにお誘いありがとうございます」
あー、ホントに凄く丁寧な娘だなー。そんな対応に小鳩は丁寧に笑顔で対応していた。
「はい。こちらもあなたに来ていただけて嬉しいです。あの…」
「はい?」
「渚…と呼んでもよろしいですか?」
「ど、どんな呼び方でも結構です。あ、あ、あ、あとタメ口で結構ですー!!」
ああ、なんか可愛い…目がぐるぐるになってあわてふためく人なんて初めて見た。
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