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「あ、姫~。今思い出したんだけどさ」
「えっ!? な、何かな?」
「ちょい前に、学校の男子とディスりあって、途中で遠山先生が仲裁にはいりやがったのよね」
「へ、へぇ…」
僕は、突然小鳥がなんでこんな話をし始めたのか、分からなかった。でも気付くべきだった…。
「それでさ、どーにも腹の虫が収まらなかったから、校員用連絡メールに偽って遠山先生のノートパソコンにウィルスを感染させてやったの。そしたら、どうなったと思う?」
ま、まさかな…ささやかな野望が崩れるように消え去っていく…
「そしたらさ、学内ファイル共有ネットワーク経由で個人情報とか遠山先生と女子高生が写ってるエロ画像とかが流れて来たのよ。ふふふ、あの人みみっちそうだからさ、案の定セキュリティソフト入れてないのよ~!」
だ、誰だ!! 小鳥にPCの知識与えた馬鹿は!! そういえば、この間先生が退職したとか聞いたような…。身震いがした、もう少しで命が脅かされる所だった。、
「…で、姫何か話そうとしてなかった?」「へっ!? あ、いや、スキー。そう、スキーの日程ねことが気になってね」
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