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「ひ、柊?」
「…」
「そうか…死んだのか。よし、置いていこう!!」
「あんた、鬼ですか!?」
「よし、生き返ったし行くぞー」
「あんた、鬼畜野郎だな!!」
冗談混じりに、柊の安否を確認してみたものの気に入ってくれなかったようだ。可笑しいなぁ。思案していると小鳥が笑顔…いや、苛立ちを隠して笑っているなんとも怖い顔をしながら柊に言った。
「私はねぇ、あんたと友達になった覚えは無いし、これからもならないわよ!! あんたは、ヘタレなんだから下僕で充分よ!!」
「ひぇ~!! ひ、姫」
「気持ち悪い、離れて」
「姫なんか最近、冷たくないですか!? そんなこと言わないで助けてくれよ~」
柊は、でこぼこになった顔で泣いていたため凄く気持ち悪い顔をしていた。こんな顔、誰でも普通に無理だと思う。あまりに気持ち悪いので、離れてもらう為仲裁に入る。
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