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寒いよ...誰か助け...
その時だった
「おや、寒そうな犬だね
もしかして捨てられたのかな」
と、いいながら優しそうなおじいちゃんが、僕の所にゆっくり歩いてくる
そして、僕を抱っこして
温かかった首のマフラーで
僕を包んでくれた
おじいちゃんの優しさと
おじいちゃんのマフラーが
温かかった
そして、おじいちゃんは
「これからずっと一緒だからね」
と言い、僕をマフラーに包んだままおじいちゃんの家に連れて行ってくれた
そこから僕とおじいちゃんの
生活が始まった
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