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それは夕飯時の時だった。
「そういえば今夜は流星群が見えるらしいみたいなんだけど…この天気じゃ無理かしら?」
と言ったのは航海士であるナミだった。
「ナミ!流星群ってなんだ?それ旨いのか!?」ルフィが身を乗り出して聞いてくる。
「バカね、そんな訳ないでしょうι流星群っていうのはいわゆる流れ星の大群ってところかしら?」
「オイラ一回流れ星見たことあるぞ!すっごいキレイだったぞ!ナミ今日見れないのか?」
とチョッパーが目を輝かせながら言う。
「そぉねぇ……今日は雨だし雲もあるから無理かしら…」
ナミが空を見上げながら言う。
確かに今現在雨が降っていて、到底流れ星など見えないような荒れた天候だった。
「なぁんだ。つまんねぇの~それよりサンジ肉をくれ!」
ルフィは全く流れ星に興味がない感じだった。
「ルフィお前肉食い過ぎだ!ナミさんやロビンちゃんの分まで取るつもりか」
デザートを作っていたサンジがキッチンから顔を覗かせる。
「なんだよサンジのケチ!」
とルフィは膨れっ面をしてキッチンに入り込んだ。
「あぁ~も~うるせーなぁ。オレのやるからお前は大人しく食ってろι」
サンジはルフィに肉を与えるとデザートの仕上げに取り掛かった。
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