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空は黒い雲に覆われ、その暗雲からは時より凄まじい音を奏でながら雷が落ちている。そんな中3人の人影がある建物の前に立っていた。その建物は西洋風で黒いレンガで作られていた。大きさは普通の学校ぐらい広く、そしてでかい。いかにも邪悪なオーラを放っていた。
「ようやくここまできたか…。リー、グラド準備はいいか??」
そういって先頭に立つ男は後ろにいる男女に話しかけた。その男の名前はライト。身長は180cmでやや短めな金髪の髪、青い瞳で細身の身体。全身に銀色の鎧を着て腰には剣を携えていた。
「私は準備はできてるわ。ライトこそ準備はできてるの??」
そう答えた女の名前はリー。身長は150cm、腰にまで伸びた綺麗な黒い髪、灰色なローブを身に纏い、手には木でできた杖を持っていた。その杖の先には白く輝くダイヤモンドのような宝石がはめ込まれていた。
「がっはっはっは。リーの言う通りだな。ライトが一番心配だ。」
豪快に笑うこの男の名前はグラド。身長は190cm。髪型は茶髪の坊主頭。がっちりした肉体には白い柔道着のような物を着込み、背中には自分の背丈ほどの斧を背負っていた。
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