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「く…来るなぁ!呪われる!呪われる!」
カイは全力疾走で走っている。
するとその幽霊が呆れた顔をして瞬時にカイの目の前に移動した。
「…少年…さっきは悪い事をしたな…私の名は……」
と言いそうになった瞬間、
「!!?…ぬわぁ!」とカイは叫んで幽霊を透けてその奥にあった電柱にぶつかった。
なぜなら幽霊が急に目の前に現れたせいで驚き、全力疾走したためすぐに止まられずに突っ込んだからだ。
またそれを見た幽霊は溜め息を着いて自分が哀れに思えて来た。
「…この少年を選んだ私がバカだった……ゴホン…気を取り直して……私の名はシーサー・ダークネス・シャンクスキャット。名前が長いので闇猫と呼びたまえ。」
その話を左右に流すように聞きながらカイは立ち上がった。
「…そうですか……で、何の用ですか?犬猫さん。」
「…闇猫だ。君には私の変わりに探偵をやってもらいたい。」
と突然と本当の話でカイは目がキョトンとした。
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