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-二度目の冬- 男と暮らしていつの間にか一年経った。そんな時に男は 「君にぴったりの名前が浮かんだよ!『黒き幸』って意味で"ホーリーナイト"ってどーだい?友達に名前がないと僕も困るからね。」と、言った。 俺は嬉しかった。名前なんて要らないと思っていた。けど…俺に名前をくれた。 "悪魔の使者"と言われていた俺を…友達と言ってくれた。それからどんどん彼のスケッチブックは俺の絵で埋まっていった。そんな友達にくっついて甘えていた。   けど…   ある日   その時が来た。
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