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一週間我慢した…。
そして一週間で限界が来た。
俺は…妹に
「もう…こっちに来んなよ!!!お前ウザすぎ!!!!!!!!」
妹は、肩を震わせながら俯いている。
煌めく雫がこぼれ落ち、足元の床を滲ませていた。
「とっとと消えろ!!」
妹は無言のまま走り去った。
それを見ていた
親友の
杉田と中山は…
「なにも…怒鳴んなくてもよー」
「香織ちゃん…泣いてたやん」
俺は…言い過ぎだとかは思わない!ただ…心配なのはこのまま毎日…ほんとに毎日俺のとこにいたら、クラスに一人も友達が出来ず…またいじめみたくならないか心配だったんだ。
杉田も中山も
俺のそんな心をさっしてくれていたみたいだ。
昼休み…
2人はこっそり、妹のクラスを覗きに行こうと言ってくれた 。
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