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あの日から約二週間が過ぎた。
妹は俺のクラスには…一度も現れない。
ほっとした反面…少し寂しい気もする。
まったく…俺の気持ちといったら…どーなってんだかι
変わらない事と言えば…
杉田と中山を筆頭に俺はからかわれ続けている事…(泣)
「マツ~かわいいハニーに捨てられて毎日泣いてるのかぁ?(笑」
「お昼だけでも一緒に!って言ってみたらどうよ?(爆」
こいつらは何でこういう時だけこんなにイキイキとした顔になるんだ?
俺は…いつも叫けぶ
「るっせー!!!」
と、そんな時…俺の携帯が鳴った。
ん?誰だ?
すかさず中山が覗き込み、そしてみるみる顔色が変わっていった。
中山はかなり引き気味で
「マツ…お前…やっぱマジにロリでシスコン?皆さーん!!!マツに香織ちゃんからメール届きましたぁぁぁぁぁぁ♪♪♪ハートマーク一杯でーす」
クラス中が笑いの渦とかす
(°∇°;)ぅぅ…うっそーー?!
俺は気絶しそうだったι
なぜにこのタイミング?(泣)
あまりにも出来すぎだろυ
すると、杉田が
真面目な顔して…
「マツ!ぃゃ…松田様!
お願いお願い!一生のお願い!
香織ちゃんのアド教えてくれ!!!!」
おぃおぃ…
┓( ̄∇ ̄;)┏おまえが一番変態か…
まっ…クラスが平和な証拠♪
つー事だな!
と、無理やり言い聞かせ…
○| ̄|_どっと疲れがι
が…、良い事もある
女子と気軽に会話できるようになった♪♪♪
こいつは(・∀・)役得だ!
特に、隣の席の真鍋って女なんかは~妹の話がでるたび、
「香織ちゃん携帯デビュー?わ♪デコメじゃん〃かわいいね♪私も妹欲しい~
そだマツ!私にもアド教えてよ~」
( ´∀`)おう!どんどん聞いてくれ♪♪♪
ん?俺…女子からメアド聞かれたのか?♪♪♪
しかも真鍋に♪♪♪
真鍋は…学年でも美人の部類なだけに…
送信中…ちょい手が震えてしまったのはここだけの話し(笑)
真鍋をはじめ、三年のクラス変えでは女子で同じクラスだった奴は誰もいなかっただけに
きっかけをくれた妹に感謝しなきゃだな(笑)
つーか
受験の雰囲気ゼロのこのクラス…大丈夫かぁ?俺ら…
(-_☆)
かなり不安だ…
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