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最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
拙い文章力で乱文乱筆なのはすみません…
衝動的に書き始めたのですが、何とか書き終えることが出来ました。
振り返って感想からいえば、メヰルという作品はちょっと言葉足らずだったように思います。
振り回される主人公の視点を完全一人称で描いただけに情報が少なく、例えばルクレチア物語のように、スズだったり天使雅恵流だったりといった視点のサブストーリーが語られても面白かったかもしれません。
それにしても、物語の結末が主人公の凶行で終わる形を選んだのは残念としか言いようがありません。
悲劇で終わるにしても、もっと他の形があったのではないでしょうか…?
最後に、この作品が、少しでもエルアーク世界への興味と好奇心を掻き立てる手伝いとなれたら、と願ってやみません。
ご拝読、ありがとうございました。
誤
《あとがきのあとがき》
ところで。
ムズムズするので少しだけ書き足します。
なぜ“迷い人”の肉体が残るか、をもう少しお話したいのです。
現実世界に肉体が残る本当の理由は唯一つ。
天使のケータイ=エルアークなのですから…
岳達主人公は“迷い人”、
つまり、
【プレイヤーキャラクター】なのです。
ケータイ世界エルアークで遊ぶとき、あなたの肉体はどうしてるのでしょうか。
精神はプレイヤーキャラクターとして冒険していても、
身体は現実世界に置いてきぼりですよね。
…そうして考えると、突拍子もない幸福論もよくわかります。
《「この世界を良くしようと動くと、もう一つの世界がマイナス方向に動いていく。」
(中略)
一方が幸せになれば、一方の幸せが減り、その隙間を一方から押し出された不幸が埋める。》
仮想世界エルアークで幸せになると…(エルアークで成功するためにリアル時間を費やすと)
現実世界の幸せが減るわけです。
…蛇足かとは思い、書くか悩みましたが銀色の衝動に耐えきれませんでした(笑)
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