始まり

8/9
前へ
/19ページ
次へ
車を降り山口・植木・金井・神山の順で並び森林へと続く細い道を進んで行った。 その森林を進んで行くと左の方に大きな樹木がそびえ立ち、周りにはお墓がいくつも有り嫌な雰囲気が漂っていた。 そんな時… 「ねえ淳士…寒い。」 と神山は金井の裾を掴み訴えた。その訴えを聞いた3人は目を見開き驚いた顔を見せた。 「寒い?今日かなり蒸し暑いばい??もしかして..かなり怖いん??」 金井は心配した顔をして神山の顔を覗き込んだ。でもこんな時でさえ神山は 「怖くない…肌寒かっただけ」 と強がった。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加