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あの星の瞬きは
遥か昔の輝きで
今見ている星は
既に滅んでいるかも知れない
例え今見ている星が
亡霊であったとしても
そこに星が
確かにあったのだと
私は知っている
何等星かも分からない
名も無く見えない
星のように
埋もれて見えない私たちは
誰かが認めて
くれるのだろうか?
流れて消え行く
あの星のように
私が突然消えたとしても
私がそこに居たのだと
知り得る人は
居るのだろうか?
夜空に散らばる全ての星の
全てを知るなど
到底できない
それと同じく
夜空に散らばる全ての星に
ひそかに紛れるこの私など
知り得る人は
僅かにすぎない
ただ
全ての人が知るあの星でなく
ほんの僅かな人の
目に触れられるなら
その人の為に輝いても良い
そう思えるなら
あんなに遠くで輝く星も
こんなに近くに感じられるよ
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