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暗闇に苦しむ僕が
あの日出逢った君は
太陽だと思った
暗く冷たい世界に
光と温もりをくれた
二度と離れる事は無い
そう信じていた
でも
本物の太陽を見つけた時
僕は君を
偽物だと知ってしまった
僕は旅立つ
光溢れる地に
君を残して
また戻って来てね
闇で鈍く輝く君に
僕はもう振り向かない
闇で輝くなら
どれだけ魅力的だった君も
本物の太陽の下では
くすんでしまう
比べようもない
あの大きな幸せに
僕はそれを見たくないんだ
君は出られないんだね
まだ
闇の中で輝いてる
消えないように願ってる
でも
僕は振り返らない
もう
戻らないと決めたから
憎む事を知らない
君の傷跡を
僕は胸に抱いて
飛び立つよ
だから
いつか
君が本物の太陽になるのを
ここで待ってる
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