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オレは、心深く傷付いた。 「お父さんとお母さんは助からなくてなんで、オレだけ。」 「どうして、オレ一人残されてしまったのか」 「なぜ、一緒に行けなかったのか。」 と一人で思っていた。 そして、オレはたった一人命が助かったことを悔やんだ。 オレの体は一生寝たきりと言う事実も知った。 そして、オレは一生入院生活なんだって思った。 だから、オレはふさぎ込んだ。 先生や看護師さんたちが声をかけてきたが無視した。 食事の時は、体が不自由だから看護師さんが口まで運んでくれるでも、オレは口を開けなかった。 そして、オレはずっとご飯を食べなかった。
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