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それから、1ヶ月後
今日も祐也が来てオレと話をしてくれると思っていた。
でも、祐也は来なかった。
次の日もまた次の日も
オレは不安に押し潰されそうになった。
そんなある日。
小山先生がオレの病室にきた。
そして、小山先生は言った。
小「祐也が死んだ。」
中「えっ!!」
小「3日前に交通事故にあったんだ。」
中「…。」
小「祐也、元気に出ていった。中丸君と話に病院行くって言って。」
中「…そだ
嘘だ。祐也はまだ生きてる。」
小「中丸君。」
中「祐也、約束したじゃん。」
小「中丸君。
祐也ね、ずっと、中丸君のこと考えてた。」
中「えっ!」
小「祐也がいなくなって、悲しいと思う。
でも、オレは祐也を誇りに思う。」
小山先生はそう言って出ていった。
オレの心にポッカリと大きな穴が開いた。
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