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それから、オレはまたふさぎ込んだ。 でも、小山先生が仕事の間を見てはオレの所に来てくれた。 オレは、嬉しかった。 でも、怖かった。 心を許してしまったら、今度は小山先生が消えてしまうのではないかと思ってたから。 それでも、小山先生は毎日オレの所に来てくれた。 そして、オレは小山先生に今、自分が思っていることを話した。 すると、小山先生は、笑顔で「よかった」と言ってくれた。 だから、オレは心の扉をまた、開くことができた。
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