始まりの転がり

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俺は何でこんな場所で寝てたんだ? そう思いつつ、寝ぼけている頭をフル活動して、回りを見渡す。 ある一部を視野に入れない様にして、辺りを見るが、白一色の部屋。 入口はあるが、窓がない。 俺『こんな場所で寝るなんて、夢遊病の始まりかなぁ。気をつけないと、外に出て車に弾かれるな。』 『何を寝ぼけた事、言うとるんじゃ。』 そう、視野に入れなかったのは、いかにも、わしは神じゃ!と言いそうな、痛いお爺さん。 白髪、髭ロング。白衣のコロモを纏ってる。 『誰が痛いお爺さんじゃ。 わしは主神ゼウス、神の頂点にいるものじゃ。 お前さんは死んだんじゃ。』
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