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「しかし、本当に君は度胸あるね」
クスクスと口に手を当てながら、からかい口調で言う俺本気にしたのが間違いか?
「でも、一回だけで済まないかもよ?」
「え?」
高石は何も言わず、窓を見てる
俺は何がなんか判らない状態
暫しの沈黙が流れた
「おはようございます」
いきよいよく、ドアが開いた
振り向くと、数人の男女がどやどや入ってくる
「先生、モデルはこの人ですか?」
「あぁ…そうだよ」
窓の外見ながら問いかけに答える
「貴方、惜しいわね。センスの欠片もないのね」
みょうちくりんな野郎が
俺を腕組みしながら、眺めている
思わず眉間に力が入る
「あれれ?眼力はあるじゃん」
はぁ?
「イメージは、堕ちるだ」いきなり高石が、近づいてきて意味不明な事を言い放つ
「先生、堕ちる…ですか?…う~ん…」
俺を腕組みしながら見てる男が額に手を当てながら呟いてる
「時間はないから」
「判りました」
微かにため息混じりに返事
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