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「俺が?無理っすよ」 頭を横に振る 「去年の大学の出し物で、舞台で君は、光放ってたけどなぁ」 はぃ~? 無理矢理台本渡されて、 渋々でたのを見たと云うのか? 「それは… 」 言い淀む俺 「無理矢理だされたって、言いたいんでしょ? でも、君は一生懸命役に成りきってよ。」 う゛… コイツ喰えねぇ 「二年…二年俺専属モデルしない?」 はぁ? 俺は医者になる…んだけど「あの、俺は医者の卵なんですよ」 「で?だから」 高石の冷たい言葉 理解してねーの? 「モデルしてる暇ないですから」 「まだ、インターにもなってないんだし、一回位撮らせてくれない」 はぁ… 駄目た、コイツ 狙った獲物は、逃さないタイプだな 厄介だな 「一回こっきりなら、OKっすよ」 右の人差し指を立てて、高石の申し出を承諾した 「その指は、邪魔たなぁ」 眉間に皺を寄せながら、 軽やかに笑っている
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