4人が本棚に入れています
本棚に追加
つくづく自分が嫌になる。
後先考えず、発言してしまう
「明日の10時に、名刺の住所まで来て貰えるかな?リュウ君も残りの分撮らせて欲しいし」
にこやかに、佐々木と俺に話しかける
他の奴等は、全く目に入ったないようだ。
思わず、額に手を当てた
コイツのペースで、話しは進んでるじゃんかよ!
ぜーって、優男よりタチが悪いぜ。
「明日スケジュール入ってるので、無理です。来週にして貰えませんか?」
佐々木がフレームをあげながら言った
「残念だなぁ…えっと、君の名前教えてくれない?」
先に名前聞けよっ!
「石川博斗です」
「ありがとう、じゃ、明日待ってるね」
記念にと、歩道で俺らを撮っていき、ステップでするかのように、次の獲物(ターゲット)を
探すかのように、過ぎ去って行った
「なぁ、佐々木、何で隠してたんだよ」
皆が、烈火のごとく問いただしている
佐々木は曖昧な生返事ばかり
そりゃそうだろぅ
地味が服着てます状態だもんな
しかし、何で俺なんだ?
一人で悩んでたら
「もう、良いじゃん?それよりカラオケ行こうぜ」
「そうだな」
話題は反れて、目的を思いだしたかの様に歩きだした。
頭の中で、警報が鳴っている。
最初のコメントを投稿しよう!