prologue

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人生って言うのは運だと思う。 偶々美少女を助けた、だとか美少女の幼なじみがいた、なんてことも別段この世界にあったって不思議じゃない。 だけど逆に何の障害も、非日常もなく死んでいく人生だってある。 人間はそれを起こすことはできない。 できるのはその時行動するか、しないかだけ。 全くもって理不尽だ。 選ばれた人間が優れているわけじゃない、幸運だっただけ。 どんなに強くとも、どんなに頭が良くても運がよくなければそんなこと起きるはずがない。 ……知ってるか? 実は俺、昔から運だけはいいんだぜ?
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