飛行機雲

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  描かれては消える飛行機雲は、私の恋と似ていました。         「お前好きな奴いんの?」     「え?いきなり何??」       驚きつつも平静を装い問い返す。       「何と無く~」     「何と無くなんだ…。」     「おぅ。…で?」     「ん~…いるよ♪」       にっこり笑いながら言ってやった。   あ、飛行機雲だ。       「へぇ~」       うゎ、反応薄ッ…   聞いたのそっちじゃん!       「告んないの?」     「………は?」     「ソイツに告んないわけ?」       コイツは…私の気持ちわかってて言ってるの!?      
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