飛行機雲

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  「あーあ、消えちゃった」       飛行機雲はもう完全に消えて、空は夕焼け色に染まっていた。     ま、アイツ…幼馴染みは恋愛対象にはならないって言ってたもんね。       想い続けても叶わない恋。   わかっていても、私はアイツを想い続けているのかな。     飛行機雲みたいに、すぐに消えてしまえば良いのに。   なのに…     あと何回涙を流せば、アイツへの想いを消す事ができますか?       描かれては消えて、だけどまた描かれてを繰り返す。     忘れる事なんてできません。   流れ出した涙は、中々止まりません。             詩→
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