~日常~喧騒と変化

5/48
1735人が本棚に入れています
本棚に追加
/448ページ
「さっさと職員室行くわよ!」 遅刻者は職員室で名前を書いてから 教室に行く決まりだ 祐太を職員室へ連行する 「吉川、いつもご苦労様 霧島、お前は遅刻しすぎだ」 名前も知らない先生に私と祐太は 名前を覚えられている まぁ祐太は悪い意味で、私はいい意味でだ その違いは大きいだろう 「よしっ 今月は一桁に抑えよう あと二回遅刻できるな…」 こいつは… 「遅刻すんなっ 全く…バカなんだから…」 思わず呟いてしまった まぁ事実だしね 「むっ… しかし言い返せない自分に絶望したぁ!」 はぁ…
/448ページ

最初のコメントを投稿しよう!