2人の秘密

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ようやく分かった自分の中の違和感。 私…瑞希を 親友に恋愛感情を……… 『…やっぱり…こんな事…聞きたくなかった…ですよ…ね?』 黙り込んだ私を見て、ゆんちゃんは勘違いをしたみたい。 『ううん、そんな事…』 『明日香先輩、私…忘れるように 『…瑞希を好き、なんでしょ?』 『え?』 『流れに身を任せてみるのも、ひとつの手だよ?』 『?』 『無理に忘れようとしても、余計想いが募るもん。…きっと時間が解決してくれるよ。』 『明日香先輩…』 『って、これ他の人の受け売りだけどね(笑)』 ゆんちゃんを前に、自分の感情は出せない。 ホントは嫉妬でグチャグチャになった感情をぶちまけたいけど、そんな事…できる訳ないよ。 その後、ゆんちゃんは瑞希を好きになった日の話をしてたけど 正直、頭には全然入ってこなくて……… 飲めない筈のお酒を どれだけ飲んでも酔えなくて…… そして、途中で記憶が途切れた。
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