後悔

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『どなたか、小島さんの御身内の方はいらっしゃいませんか?』 静まり返った廊下に響き渡る看護婦さんの声。 張り詰めた空気に緊張が走る。 そこで私は思い出した。 瑞希の家族に連絡してなかった……… 『すみま… 『さっき連絡入れたんですが、少し遠方の方に住まわれてて。』 私の肩に手を乗せ、変わりに答えてくれたのは… トンちゃんじゃなく、智さんだった。
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