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…待って…行かないで……
………お願い……瑞希………
………………………………………
…ん
カーテンの隙間から朝陽が差し込んできて、目が覚めた。
ふぁぁぁぁぁ…
ん?
あれ?
ここ、私の部屋…だよね…?
この短い髪は…瑞希…だよね?
何で瑞希が一緒に寝てるんだろ?
あっ!
そっかぁ…私、瑞希に髪の毛を乾かして貰ってる間に寝ちゃったんだ…
また、瑞希に迷惑かけちゃったみたいだね(苦笑)
『いつもゴメンね?』
私の横で幸せそうに寝てる瑞希の頬を突っつくと、まるで子供みたいに
『ん~…』
って顔をしかめる。
か、可愛い♪
調子に乗ってやってると瑞希が目を覚ましちゃった。
う~…もうちょっと、遊んでたかったのにぃ。
『……なんだよぉぉ…』
寝ぼけ眼の瑞希の顔を見た瞬間
ドクンッ!
…な、なに…今の…?
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