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車の揺れと酔いもあって、明日香は助手席で寝息を立て始めた。
『ごめんねぇ、ゆんちゃん。大変だったでしょ?』
『いえ(笑)でもさすがですね、瑞希さん。』
『ん?何が?』
『あの明日香さんを静かにさせるなんて(笑)』
『まぁ、学生時代からの付き合いだからねぇ…何でこんな無茶な飲み方したか、予想つくよ(苦笑)』
『え?』
『別れたんじゃないかな、彼と。ゆんちゃん、何か聞いてない?』
『さすがですねぇ…瑞希さんには言うなって言われてたんですけど、既にお見通しって訳ですね💧』
『ま、そう言うこと(笑)』
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