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翌朝………
私は目が覚めてもベッドから起き上がる事が出来なかった。
瑞希と顔を合わせるのが、怖かった。
思い出した自分の失態。
夕べ、瑞希から感じ取れたゆんちゃんの匂い。
その2つが頭の中をグルグル駆けめぐる。
あの空白の時間、ゆんちゃんと瑞希は…どこで何をしてたの?
聞きたい。
でも聞きたくない。
この胸に湧き上がるドロドロした感情………
嫉妬………
ソレ以外の表現が見当たらない。
何に対して?
誰に?
私…
何で嫉妬なんか………
今まで、こんなにどす黒い思いを感じた事なんてないのに……。
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