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第一話「仲間」
私は美月(みずき) どういうわけか監禁されています。
自分には監禁されている理由は知らないけど
別に嫌じゃないから黙って監禁されています。
嫌、監禁されて居たいです。
何って言っても冷房きいてるし、ご飯おいしいし、遊び道具もあるし、
面倒は機械が見てくれるし、昼まで寝れるし……
むしろ、ここにいたい、ここを追い出されても行く当てないし……
てかっ本当に監禁されてるのかな私
だけど、さみしいな……
普通の生活を送っていれば学校行ったり、友達と笑いあったりしてるんだろうな……
それにしても今日は静かだな……嵐の前の静けさってやつ!?
明日何かがおきるのかな!? 何てありもしないイベントに期待してみる
……まぁいいや、とにかく今日は寝よう……
「オヤスミ……」
……しかしなぜか予想は的中した。
「なに!? なに!?」
外の騒がしさのあまりに飛び起きたと同時に独り言をもらした。
まだ朝だってゆうのに、何の騒ぎだろう。
「おのれ~私の安眠を~、昼まで寝るつもりだったのに!」
そう言って怒りのあまり飛び出しそうだったが、監禁されていたことを忘れていた。
「ん?」
外での会話がここまで聞こえる……
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