不思議な犬
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指で円を描き、紙を老婆に渡した。 そして一呼吸して 子犬を抱え、目を見つめながら… 「立花佳子さん。貴女をもう一度私の元に導きます。この子犬として共に私の元に」 すると腕の中にいた子犬が眩しい光に包まれた。 その光は目を開けている事が不可能なほどの眩しさだった。
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