不思議な犬

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奏は無我夢中で近くの公園まで走った。 涙が流れ出しても走り公園に着いては大声を上げて泣いた。 近くにいた人は近づかないようにと、避けていたけどそんなのは関係なく、ただただ泣く事しかできなかった。 ベンチで止まることの無い涙を拭いては流す。 その繰り返しだったのだ…。
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