【第1章】
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「おい、大丈夫か?」 「うっ………はづ…姉?……」 少女は顔が赤く、呼吸が浅かった。しかも、先程から頻繁に咳をしている。 男が少女の額に手を当ててみると、かなりの熱だった。 「お前、すごい熱!…チッ」 男は舌打ちをすると少女を抱え、足早に元来た道を帰っていた。 男に抱えられた少女から鈴の音だけが響く。 チリーン、チリーン。 この出来事を満月が照らす……。
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