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「貴様…何故刃向かう?」
「決まってるじゃん。死にたくないからさっ!」
俺は相手の攻撃を華麗にかわす。
もう一人の隊員は大我が倒したみたいだな。
逃げろって言ったのに逃げないなんて、ホント、変なやつだ。
「ほらほらオッサン、そんな攻撃じゃ当たんないよ~?」
「なんだと…貴様ァ!!」
バカな奴。こんな挑発に乗ってくるとはな!
隊員がパンチを繰り出してくる。
でも怒り任せの攻撃なんて単純だから予測しやすい。
俺は軽くパンチを避けると、その手に持っていた煙草を思いっきり押し付けた。
「ぎゃあぁぁぁぁああ!!」
隊員の悲鳴が響く。
おぉ…、これが噂に聴く根性焼き…。
そして俺はひるんでいる隊員の顎に、本気の拳をたたき込む。
すると隊員は面白いくらいに飛んで、地面に突っ伏した。
なんだ、SJATって言っても、意外と弱いな。
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