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〈PM3:20 山岡高校グラウンド〉
やっぱり学校は部活だな!
今俺はサッカーをやっている。
「西野!」
「おうっ!」
仲間からボールをもらって俺はゴールに向かって一直線に走る。
途中の妨害なんて俺の敵じゃない。
そしてそのままゴールネットにボールをたたき込む。
「ゴーォォォル!!」
俺は雄叫びをあげる。
やっぱり勉強よりスポーツに限るな!
俺はPM3:00から2時間サッカーをやって、その後1時間づつ卓球と弓道をやる。
そしてPM7:00から4時間バイトだ。
俺って凄くね?まぁ、勉強は出来ないけど!
〈同時刻 山岡高校武道館〉
俺は総司とは違ってPM3:00から4時間ぶっ続けで剣道をやっている。
今休憩に入ったところ。
そして俺が面を外すとこれだ。
「きゃーっ!大我くーん!」
「こっち向いてー!」
流石俺だな。
俺が微笑みながら手を振ると更にギャラリーは盛り上がる。
すると、後ろから誰かに竹刀で頭を叩かれた。
「何デレデレしてんのよ、このバカ大我!」
こいつは相沢咲(アイザワ サキ)。
生徒会会長で、女子剣道部主将。
そんでもって、俺の昔の女。
「な、なに人の顔ジロジロ見てんのよ。」
「ん?今日も相変わらず可愛いなぁ~って思ってさ。」
「なっ!?
この、バカッ!」
また叩かれた。
なんで誉められてんのに叩くんだよ。
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